どーも!ともです!
相場取引の上下運動と筋トレのスクワット運動は似ているなと思っている今日この頃です。
さてさて!
今日は相場心理で大切な『恐怖心』について語っていきますね。
FXや株、仮想通貨取引を行う上で自分の精神状態とは上手に付き合って行かないと精神的に潰されてしまうのが相場の厳しいところです。
この『恐怖心』はトレーダー誰もが味わう精神状態ですね。
『恐怖心』の対義語はありませんが、反対の精神状態としては『安心』や『安定』の状態になるかと思います。
しかし、相場の世界では『恐怖』の反対の言葉に『欲望』というものが隠れています。
相場心理で言われる『欲望』については後日語っていきますね。
この『恐怖心』と言われて相場取引で頭に思い浮かぶ言葉はなんでしょうか?
失敗、損失、借金、怖い、トラウマ、痛い、ダメージ、危ない、不安、死、撤退、逃げる、遭遇したくない、避けたい、嫌になる、嫌い、動けない、負のエネルギー、震える…
重複する意味はありますが言葉にして並べてしまうとキリがないですね。
それでは恐怖心について書き殴ります。
この記事のポイント
- 予想出来るトラブル
- 過去のダメージ
- 恐怖心は行動を止める材料にしかならない
- 何も感じない状態でトレードする
- 大切なのはルール作り
予想出来るトラブル
まだ相場経験の浅い人には自分の持っている資産を失うのでは?という『恐怖心』があるかと思います。
相場が思った方向と逆行したら損失がでるという損失を出してしまう恐怖心。
またトレード戦術を学んで行くとトレードのタイミングの見極めが重要になって来ます。自分の得意な相場状況が今夜ニューヨーク市場オープンと同時に起こりそう!でも今日に限って大切な用事が!?
というように資産を失う事の恐怖もありますが機会(チャンス)を失ってしまうという恐怖もあります。
また、過去の経験から損失やトラブルが予想出来る事によってより強い『恐怖心』が育まれてしまいます。
過去のダメージ
過去のダメージには2パターンあります。
大損したか大儲けしたかです。
大儲けも?と思うかもしれませんが私は大儲けもダメージとして認識しておきます。
『過去のトレードで大きな損失を出してしまった』このパターンは説明しなくても想像つきそうですが損失を出した直後の精神状態はイラつきやパニック、放心状態となってしまいトラウマとなって後のトレードに影響を与えてしまいます。
『ずっと勝ち続けていると何も考えずにトレードで勝てる天才なのかと勘違いする』このパターンは初心者の大勝利で陥りやすいトラブルですが『恐怖心』として捉えておけるようにしておく事をおススメします。入り込みやすい言葉としては『勝ちすぎて怖い』ですかね?
どんなプロトレーダーでも大きく勝った後は奈落に落ちやすい傾向にあります。
プロトレーダーでも100万円からスタートして1億円まで稼いだとしてもどこかのタイミングで100万円に戻ってしまう事はよくおきています。
10万円からスタートして50万円まで稼いでいけたとしてもどこかのタイミングで大きな勝負を仕掛けてしまい資産0円になってしまうというのは取引アルアルです。
恐怖心は行動を止める材料にしかならない
恐怖心があると次のトレードが出来なくなります。
この状態に陥ったトレーダーは多いのではないでしょうか?まだトレードのルールが固く決まっていない時期に陥りやすく負けが続いたり思ってもいない大勝ちトレードを叩き出すと自分の都合の良いように捉える裁量トレードを行なってしまいます。
裁量トレードとはよく言ったものでただの勘に過ぎません。
そして『勘が外れたら?』というよくわからない自分の中の恐怖心と戦ってしまいます。
(でも安心してください。この状態は初心者だけではなくほとんどのトレーダーが体験する状態になりますよ)
恐怖心から次のシナリオと戦略が出来たとしても恐怖心が邪魔をしてしまい次の注文が出来なくなってしまいます。
何も感じない状態でトレード
1番良い状態がトレードに一喜一憂する事が無い状態です。
負けても何も感じない。
勝っても何も感じない。
リスクを理解して許容する事が出来ている。
用語で言えば『リスクリワードレシオ(損益比率)』を理解している状態ですね。
『リスクリワードレシオ』とは利益が3万円で損失が1万円の勝率50%とすると半分の確率で3万円手に入って半分の確率で1万円を失うという計算になります。
(このようなトレード条件を満たすのは難しいですが何度も同じような条件のトレードを繰り返して自分で勝率を調べる事がトレードの分析となります)
リスクリワードという言葉が出てきたので大切な言葉がもう一つありますね。【バルサラの破産確率】というのが最も重要になってきます。
後日この【バルサラの破産確率】についても記事にしていく予定なのでググってくださいw
大切なのはルール作り
ここまで読み進めていると勘のいい人は気付いていると思いますがルール作りですね。
テクニカル分析を使ったトレード戦術。
ゴールデンクロスを確認したら買う、RSIの数値が70超えたら売る、グランビルの法則を利用して売買取引する、エリオット波動の第3波でしかトレードを行わない…戦術はなんだって良いんです。
ただし、何回も試して失敗しても『使えないなぁ』で終わるのではなく『勝率が〇〇%だなぁ』と言えるまでメモして自分のモノにしなければなりません。
データは裏切らない!!
(相場は時として裏切りますので要注意をw)
大切なことは自分の分析したトレードデータの範囲のみでトレードする!!ですね。
データさえ集めて理解しておけば負けた時にも損失のリスクは理解出来ているはずです。
もう少し我慢したら相場は自分の都合の良いように動くから損切りがなかなかできないという状態に陥る事もありません。
リスクが理解出来ていれば損失を抱えた状態で『いつか相場が自分に味方して損失から大儲けに変わる!』という謎の期待もしなくて済みます。
恐怖心を理解して精神状態をコントロール出来るようになろう
『恐怖心』とは人がトレードを行う以上絶対に付き合っていかなければなりません。
しかし、強い恐怖は精神状態としては良くない状態になります。恐怖心がどこからやってくるのか?を理解する事と精神状態をコントロールする事でメンタルバランスを整えてトレードする事が安定したトレードライフ作りになります。