(更新 2020/06/18)
【RSI】で失敗した話しをよく耳にします。
トレードで失敗していないですか?
チャート上にインジケーターを表示してテクニカル分析を行うあなたは大丈夫ですか?
私も失敗したことのある経験者です。
※この記事ではRSIの失敗と対策について語りますが、ヒントを言うと『トレンド』と『時間軸』です。
RSIは『逆張り指標』として有名なオシレーター系インジケーターと呼ばれています。
オシレーターとは『振り子』や『振り幅』の意味で使われ『買われ過ぎ』や『売られ過ぎ』を示してくれるテクニカル分析です。
RSIはトレンドの過熱度が一目で確認出来るインジケーターですね。
私はこのRSIを使って簡単に売買することで儲けてみようと試みましたが、痛い目に遭うどころか、損切り祭りに追い込まれた経験があります。
テクニカル分析の駆け出しの頃にRSIについて調べて『お!?RSIなら簡単に売買タイミングがわかるじゃん♪』と安易な考え方が間違いでしたね。
恐らくこの記事にたどり着いたあなたも同じ失敗を経験している事だと思います。
それではRSIを使った失敗と対策を紹介していきますね。
その前にRSIを知らない人にRSIの説明です。
RSIは『買われすぎ・売られすぎ』が分かる
RSIを使えば『買われすぎ・売られすぎ』がわかるようになります。
【買われすぎ】となれば、買い手市場のクライマックスとなり買い手がいなくなり売り手市場に切り替わり上昇していた価格が下落に転じやすくなります。(必ずしも反転のタイミングではなく上昇が加熱し過ぎているという事)
反対に【売られすぎ】となればこれ以上価格を安く売る人がいなくなり、買い手が増えて価格下落から上昇に転じやすくなります。
『買われすぎ・売られすぎ』トレンドの終焉が近い事を示唆しています。
RSIの計算式
RSI(%)=100×(直近n期間の上昇幅の累計)÷(直近n期間の上昇幅の累計+直近n期間の下落幅の累計)
インジケーターとしてチャート上で表示させると数値を線グラフとして表示して視覚的に分かり易く表示してくれます。
RSIの売買シグナル
RSIの数値が70%以上なら【買われすぎ】
RSIの数値が30%以下なら【売られすぎ】
売買の過熱度が一目で見てわかるようになります。
RSIで『逆張り』をして失敗する失敗例
逆張りで入ったのに“そこが『底』”ではなかった。
“そこが底”
この言葉は【魔改造RCI】で有名な【よしナックルさんhttps://twitter.com/yoshinakkuru】の言葉ですね。
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— よしナックル PSO2 ship4 BTCFX RCIインジ テクニカル分析 XRP LSK XEM (@yoshinakkuru) March 30, 2018
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インジケーター開発・研究寄付費として
500円という価格設定ですhttps://t.co/1tQ8GMcBCG pic.twitter.com/7chxQwU0If
おススメ便利ツール販売中魔改造RCI3lines 販売再開しました!(980円) TradingView RCIインジケーター|よしナックル|note
よしナックルさんの『そこが底』や『魔改造RCI』ではRSIだけではなくRCIの短期・中期・長期の3本ラインを利用したインジケーターでトレンドの売買ポイントを色で分かり易く表示させ見事に“そこ”を当てていますね。
ちなみに【魔改造RCI】とは別に【そこが底】というチャート上に矢印でトレンドの反転を教えてくれるインジケーターもあります。
RSIとRCIの違いは後ほど説明させていただきますが、よしナックルさんの【そこが底インジ】や【魔改造RCIインジケーター】は価格としては高くなく購入ハードルが低く利用すると相場取引で誰でも簡単に元を取れて買った額以上に儲ける事が出来るのでおススメです!
本題に戻りますが、RSIで売られ過ぎ・買われすぎのシグナルで単純にエントリーすると価格は思ったポイントで反転せず上昇(下落)し続けてしまいます。
損失を出しやすくなっしまいますね。
原因として
・長期トレンドの逆張りとなり長期トレンドの波に負ける
・買われている上昇の途中で逆張りをして反転のポイントではない(売られている逆説もあり)
そうです。そうなんです。
簡単な作業で楽をしようとすると間違ってしまうんです。
単純にチャートを見てしまうとあなたが思った所が“そこが底”じゃないんです。
上の図では『売られ過ぎ』の時に買い足していった時の失敗例です。
RSIが30%以下の売られ過ぎのタイミングで『反転して買いが出てくるかな?』と買い注文を入れていく事で価格の下落とは裏腹に買っているため損失が増える一方です。
これでは大切なお金を失っていくだけの損切り貧乏一直線ですね。
ではどうしたらいいでしょうか?
RSIを使う時の失敗しない対策(実際の例)
RSIを使う時の注意点はコレに尽きます
- トレンドを意識する(マイナー・セカンダリー・プライマリー)
トレンドはダウ理論で言われる短期(マイナー)・中期(セカンダリー)・長期(プライマリー)と時間軸を分けて考える事が重要ですね。
先程の失敗例だとプライマリートレンドはダウントレンドの下落相場でありRSIの売られ過ぎのシグナルは【下落中に強い下落があったよー】というメッセージになります。
プライマリートレンドの波に乗ったトレードが理想的なトレードとなります。
なので下落中の逆張り買いのポジションは『超短期』の所有となり利益も損切りもすぐ発生するように設定するものと心得た方が良いです。
結論としてRSIは時間足の使い分けが大事
『森を見て木を見ない』転じて『木を見て森を見ない』のと同じです。
トレンドの大きな波を意識する事でRSIを上手く使う事が出来るようになります。
精度を上げたい時は【日足・4時間足・1時間足・15分足】と時間軸を分けて分析するとトレンドの方向性が分かり易くなります。
そして、理想的なエントリーのイメージは図のような形です。
エキジットのルールはあなたの利確して儲けたい数字で良いのですが、あまり大きくし過ぎると機械損失となるので価格変動幅を見ながら設定してみてください。
RCIとRSIの違い
RCIの計算方法はRSIと違い
RCI=(1-(6×((日付順位 - 価格順位)の2乗のn日合計))÷(nの3乗-n))×100
となっています。計算式だけ見ても良く分からないのでチャートにインジケーターを出して見比べてみます。
RSIの線グラフはジグザグしているのに対してRCIは滑らかです。
RCIは数値が【-100〜+100】で表示され天井と底に張り付くのが特徴的です。
RCIの線を3本表示させて短期・中期・長期と分ける事でトレンドや売買タイミングを見極める方法もありますがその話しはまた次回に。
結論
- RSIの失敗はトレンド(時間軸)の分析不足
RSIは分析ツールとしてはシンプルですが、売買シグナルの受け取り方を間違えると利益とは反対に損失を増やす結果になってしまいます。
売買取引に不安なトレード初心者はよしナックルさんのツール(1,000円以内で買えます)を利用すると簡単に利益を出せるようになりますよ♪
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