ローソク足研究所

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ついに全国緊急事態宣言!相場の動きはどうなる?アメリカ国家非常事態宣言から学べるものとは?

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(更新 2020/04/16)

 

新型コロナウィルスの対策として、ついに日本全国で『緊急事態宣言』が発令となりました。

 

日本の法律上では国民の自由の権限を奪う『外出禁止』『営業の禁止』など強い効果は持たないみたいですが、言葉の力としてメッセージのインパクトがあるので『不要不急の外出自粛』が強まる事に期待したいですね。

 

今回の宣言で国民が大きく興味を持った事といえば下の3つでしょうかね。

 

  • 都道府県を跨ぐような移動自粛要請
  • 13都道府県の特定警戒都道府県に指定
  • 国民1人への一律10万円の給付

 

緊急事態宣言は5月6日の大型連休ゴールデンウィークまでの期間としていますが、個人の自粛の頑張り次第なのでウィルス感染が終息するかは専門家の中でも議論され長期戦となれば1年とも2年とも言われているため長期戦への不安が募ります。

 

さて、本題の【相場への影響】のお話しです。

 

『株価の変動はこの後どうなるのか?』

 

ネット上では色々と議論されていますが、アメリカの国家非常事態宣言でダウ平均株価がどう動いたのかを振り返って分析していきます。

 

アメリカの国家非常事態宣言のダウ平均株価

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  • 非常事態宣言の後に大きく下落
  • 価格変動幅が非常に大きい

 

3月13日にアメリカはトランプ大統領より国家非常事態を宣言されました。

 

3月13日よりも前から株価は下落していますが、下落している背景として年末年始から中国で新型コロナウィルス感染拡大が始まり、それによって中国市場の企業や工場が止まってしまった事で不景気の波紋がアメリカにまで影響したことが原因となります。

 

チャート上では3月13日の国家非常事態の宣言後にも乱高下しながら引き続き下落しています。

 

1日の価格変動が大きい事が特徴として見て取れます。

 

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3月16日の高値から安値までの価格変動幅はなんと[2986.5ドル]となっています。

日本円にすると31万円近く動いている事になります。

 

背景は悪くダウントレンドの中でしたが、非常事態宣言があったから更に下落した可能性はありそうですね。

 

日経平均株価はどうなる?

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チャートのローソク足の形はアメリカのダウ平均株価と似ていますね。

 

一度大きく[16,378.94円]まで下落し反発して上昇の途中にあります。

 

マイナートレンドとしては上昇トレンドです。

しかし、チャートパターンとしては危険なトライアングルを作っているのがわかります。

 

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日経平均は高値天井を一定ラインに作り安値を切り上げて行く『アセンディングトライアングル』のパターンとなっています。

 

全国緊急事態宣言の発動で景気不安からアメリカのダウ平均株価のように狼狽売りが始まるとこここら大きく下落する事が予想されます。

 

また、トライアングルパターンはラインからブレイク(はみ出す)と大きく価格が移動する特徴があるため、チャートパターン的にも価格変動が大きくなるフェイズにあります。

 

今後の対策

日経平均株価は売りが先行して大きく下落する事が予想されます。

株を持っている人は朝のオープンと共に売り切って一度逃げて前回最安値の[16,378.94円]で耐える事が出来るのかを見送る事が安全策となります。

 

トライアングルパターンを作っている以上大きく上か下のどちらかに価格は動きます。

しかし、景気不安が相場心理として消えない限り下落の確率が高めです。

 

相場の言葉として『思惑が先、業績が後』という言葉があります。

 

不安心理から価格は下落の可能性が高いため『売り』目線でトレードを心がけてみましょう。