(更新 2022/02/26)
どーも!
今日もサイフの中身が寒いですね。
そんなあなたに相場に強くなるお話し!
こういう日には、【相場心理】を理解してサイフの中身が暖かくなるお話しをしますね。
【相場心理】と聞いて何を想像しますか?
あまりイメージはつきませんよね。
【相場心理】とは私は【強欲】と【恐怖】の交差点だと思っています。
トレードを上手にするには“【恐怖】で買って、【強欲】で売る”という言葉もありますね。
下がる恐怖の安い時に買えたトレーダーだけが勝ち抜き、上がり過ぎてるがまだ上がると期待の高値の強欲で売ったトレーダーだけが儲かります。
【強欲】と【恐怖】は価格の寿命でもありますね。
少し【強欲】と【恐怖】もイメージしながら見てみると面白いと思います。
では!
相場心理をチャート上で解説
2020年2月8日ドル円チャート60分足
強い上昇トレンドから上昇が弱まり、下落するように見せかけた相場です。
まず1番意識されるラインは天井である【110円】の高値を更新できるのか? という所にあります。
【110円】とキレの良い数字は節目として意識されやすく、ラインブレイクすると更なる急上昇を期待してしまいます。
ローソク足を隠して当時の状態で見てみます。
(こうして見るとカップ&ハンドルの予想もできますね)
このタイミングだと上昇し過ぎの買われすぎである『運動限界』と思い、次は下がるだろうと半分くらいのトレーダーは意識し始めます。
また、半分くらいのトレーダーは強い上昇が続き、このままラインブレイクして110円台に乗るのでは? と思うトレーダーが現れます。
結局の所、今回は110.000円ラインを突破できず109円台のまま価格を下げて行きました。
下げた時に、次に意識しなければならないのはレジスタンスとサポートが入れ替わったラインの109.545円になりますね。
こういうパターンの時に【相場心理】が1番強くなるのはラインブレイクを待たずにエントリーしてしまった人達がいる事です。
110.000円の上昇突破のラインブレイクを待てずに損切りした下落。
109.545円を割り、下落すると予想して先にショートでエントリーした人の損切りで生まれる反発の上昇。
相場とは悲しい事に勝ちよりも負けの『勝者』よりも『敗者』が価格を作っているのが現実にあります。
ラインブレイクで価格の急変動が『なぜ?』起こるのか?
ラインブレイク後に大きく価格が上昇する理由は、【ラインブレイク後に順張りでエントリー】する人がたくさんいるからです。
節目の価格、過去の反発やテクニカル分析などで意識されたラインの向こう側には『順張りの注文』が殺到している為、強い波動を生み出します。
これがラインブレイクのメカニズムです。
トレード手法としてはスタンダードなやり口ですが、『ブレイクまで待つ、反発まで待つ』という値動きを確認してから注文する事で勝率を上げる事が出来るようになるでしょう。